ICT教材の開発と提供を行うすららネットは、同社が提供する探究学習教材「すらら Sattelyzer(サテライザー)」と、主要5科目ICT教材「すらら」「すららドリル」が、経済産業省の「探究的な学び支援補助金2023」に採択されたことを、7月18日に発表した。同事業に申請・採択された教育委員会や学校は、事業実施期間中(交付決定日~12月28日)に同社の3教材を無償で利用できる。
「すららSattelyzer」は、探究基礎スキルに着目し生徒も先生も「わかる」「できる」「スキルが伸びる」探究学習を支援するICT教材。日常生活との関連が薄いように思われがちな宇宙をテーマにすることで、身近な生活課題との接点の探し方や、仲間とともに課題解決に取り組むプロセスと振り返りのスキルを身に着けられるよう設計されている。併せて教員向けのマニュアルや評価方法などの支援ツールも用意されている。
「すらら」「すららドリル」は主要5科目のAIを活用したアダプティブな対話式ICT教材で、探究学習の下支えとなる基礎学力の定着と時間の創出を図る。
「探究的な学び支援補助金2023」は、経済産業省が学校等教育機関における探究学習などの高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者に対し、事業費などに要する経費の一部を補助する制度となっている。
同社は「探究的な学び支援補助金2023」への申請を希望する各都道府県・区市町村の教育委員会、私立・公立の小中高校を7月28日まで募集している。専用のフォームから問い合わせが可能。
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