先端教育機構は、同法人の出版部が発行する教育専門誌『月刊先端教育』の主催によるオンラインセミナー「次世代の校務DX実践のための抑えるべきポイント~教職員の働きやすさと学校経営の高度化への具体策~」を、6月28日に開催する。参加費は無料。
同セミナーでは、文部科学省が取りまとめる「次世代の校務DX」の現状と課題や、今後目指すべき方向性について、学校デジタル化プロジェクトチームリーダーの武藤久慶氏が直接解説する。また具体的にどのように校務DXを進めていくのかについて、各登壇者が最新事例を発表する。業務の見直し自体をどう進めるのか、クラウドの活用方法、最新の校務システム、情報セキュリティ対策など、足踏みしている学校関係者の参考になる内容となっている。
参加対象は、以下のような課題を持つ小中学校、高等学校の学校長・教職員、教育委員会など。
- 「次世代の校務DX」に向けた文部科学省のロードマップの内容を理解したい。
- 紙ベースの校務を単にデジタルに置き換えるのではなく、業務の見直しをはじめとした学校経営の高度化を進めたい。
- クラウドの活用方法や最新の校務支援システムを知りたい。
- 校務DXを進めるだけでなく、情報セキュリティの確保やデータの適切な管理も見直したい。
開催日時は6月28日の13時~15時30分で、Zoomを通して配信される(アーカイブ配信あり)。参加には事前の申し込みが必要となる。なおアーカイブは申込者全員に案内され、申込期間は7月12日までの予定。
プログラム
- 基調講演:「GIGA スクール構想の下での校務DXについて」文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化プロジェクトチームリーダー 武藤久慶氏
- 「校務支援システムのクラウド化で実現する働き方改革」東京女子学院中学校高等学校 教務部長 村田智久氏、KDDI株式会社 事業企画部 教育事業推進チーム 礒田成弘氏
- 「統合ID基盤で校務DXを推進した自治体様の事例紹介」エクスジェン・ネットワークス株式会社 専務取締役/営業本部長 引間賢太氏
- 「春日井市でのGIGA環境整備後の校務の情報化の現状について」春日井市教育委員会 教育研究所 教育DX推進専門官 水谷年孝氏
- 「校務DXによる教育ダッシュボードとティーチング・ポートフォリオの実現」株式会社プラスアルファ・コンサルティング ヨリソル企画推進チーム グループリーダー 川島将史氏
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