ライフイズテックは、新たな取り組みとして、教員を対象とした生成AI研修プログラム「TECH for TEACHERS CAMP 2023」を8月15日〜8月17日に成蹊大学にて開催する。
ChatGPTなどの生成AIが急速に進化する中、教育や研究の領域でも積極的に活用を試みるべきとされる一方、課題や有効な活用方法についても議論が始まっている。文章や画像、映像を自動で作り出す生成AIを学校現場でどう取り扱うべきか、文部科学省の中央教育審議会では、初等中等教育分科会においてデジタル学習基盤特別委員会が設置され、夏前を目途に学校向けの「生成AIガイドラインVer.1」が公表される見込み。
ライフイズテックは、教員向けにテクノロジーを活用した教育を支援する機会を提供している。
今回実施される「TECH for TEACHERS CAMP」は、Society 5.0時代に向けたデジタル教育機会の提供および支援を目的とした実践型の教員研修プログラム。本年は、日々進化を遂げるChatGPTなどの生成AIを活用して作品をつくるプログラム内容で、生成AIの特性を理解し、教育活動での可能性を体感できる設計となっている。また同会場で実施される中高生向けサマーキャンプにて、子どもたちが生成AIとともに学ぶ講座を見学する。学びの場にAIをどのように活用するか、教育×AI活用の可能性を考える議論の場や教員同士の情報交換の場が提供される。
開催日時は8月15日〜17日で、成蹊大学(東京都武蔵野市)にて行われる。対象は教員免許を持っている教員もしくは、取得見込みの人。費用は3万9600円で、申し込みは専用のページより行う。定員は30名で、申し込み締め切りは7月31日。
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