Classiは、福岡県春日市教育委員会と小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内小中学校13校で利用を開始することを、5月19日に発表した。
同市は、保護者と学校間のコミュニケーションを円滑にし、教員の業務負担を減らすため「tetoru」の導入に至った。これにより、従来の電話や連絡帳などで行われていたコミュニケーションがデジタル化され、学校からの連絡配信や保護者からの欠席連絡がオンラインで管理できる。
「tetoru」は「学校からの連絡配信機能」「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。2022年4月よりサービス提供を開始し、すでに153自治体2000校以上で採択されている。「tetoru」の特徴は以下の通り。
1.ベーシックな機能は無料で利用可能
公立の小中学校、義務教育学校、特別支援学校、公立幼稚園・保育園・こども園から申し込んだ場合、欠席連絡などのベーシックな機能を無料で活用できる。これにより、各校の予算が異なる場合も自治体で一括してツールを導入することが可能となる。
2.ファイル添付送信機能を標準で搭載
「tetoru」は、ファイル添付送信機能を標準で搭載している。印刷・配布業務など教員の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にする。
3.校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載(※有料オプション)
安全な接続環境を構築することにより、EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現。これにより、教員は「tetoru」内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できる。
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