ジャパン・トゥエンティワン(J21)は、経済産業省が実施する「探究的な学び支援補助金」を活用した実証事業に参画する、全国の学校等教育機関の募集を5月11日に開始した。同事業に参画する教育機関は、プログラミング教育サービス「コードモンキー」を期間中無料で利用できる。
同社は、「探究的な学び支援補助金 - 令和4年度第2次補正予算 探究的学習関連サービス等利活用促進事業費補助金」において「探究的な学び支援事業者」として採択されている。
同事業は、学校および学校設置者と探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者の協力による、学校等教育機関における探究学習等の高度化を後押しすることを目的とする。同補助金を活用することで、学校および学校設置者は対象期間中、学校等教育機関における「探究学習等サービス」として、J21が提供するプログラミング教育サービス「コードモンキー」を無償で利用できる。
2022年度は、経済産業省より「EdTech導入補助金2022」の交付を受けて、2自治体、18校、約3500名の児童生徒が「コードモンキー」を利用してプログラミング学習を行った。
「探究的な学び支援補助金」の、初回の交付申請締切は6月初旬で、最終回は7月下旬を予定する。初回の交付は6月中旬に決定され(以降、2回を予定)、決定日~12月28日の期間に事業実施、11月中旬~2024年1月上旬が実績報告期間となり、2024年1月中旬に効果報告レポートの提出を予定している。
補助金の交付対象には、学校教育法第一条に定める学校(ただし、幼稚園および大学を除く)のほか、教育支援センター(適応指導教室)、一定の基準を満たすフリースクール、文部科学大臣の認定を受けた在外教育施設が含まれる。なお、導入実証事業運用に関連した電気・通信料、パソコンなど利用端末の購入費は、補助金の対象外となる。
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