Classiは、保護者と学校間のコミュニケーション円滑化と教員の業務削減を目的に福岡県うきは市教育委員会と小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内全小中学校9校の児童生徒が利用を開始することを、5月10日に発表した。
同市では、これまで教員と保護者の間で行われていた電話や連絡帳などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになる。
「tetoru」は「学校からの連絡配信機能」「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。2022年4月よりサービス提供を開始し、すでに125自治体1000校以上で採択されている。
「tetoru」の特徴は以下の通り。
1.ベーシックな機能は無料で利用可能
公立の小中学校、義務教育学校、特別支援学校、公立保育園・こども園、公立幼稚園から申し込んだ場合、欠席連絡などのベーシックな機能を無料で活用できる。これにより、各校の予算が異なる場合も自治体で一括してツールを導入することが可能となる。
2.ファイル添付送信機能を標準で搭載
「tetoru」は、ファイル添付送信機能を標準で搭載。印刷・配布業務など教員の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にする。
3.校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載(※有料オプション)
安全な接続環境を構築することにより、EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現した。これにより教員は「tetoru」内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できる。
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