啓文社は、イー・ラーニング研究所と日本金融教育推進協会が共同開発した高校生向け金融教育教材「投資のキホンを楽しく学ぶ 教育用!資産形成ゲーム」の取り扱いを開始したことを、5月1日に発表した。
2022年度より「金融経済教育」が高校の授業で必須化され、家庭科や公共の授業で展開されている。政府からは「貯蓄から投資へ」といった方針が発表され、将来を生きる子どもたちにとって「投資」などの金融知識は必要不可欠なものとなっている。
こうした状況を受けて啓文社では、金融経済教育を楽しみながら学べる同教材の取り次ぎを開始し、広島県、岡山県を中心とした高校へ案内を開始する。学習指導要領にも含まれる金融教育の中でも資産形成の手段のひとつである「投資」に興味を持ってもらい、自分の将来の資産形成について考えるきっかけを作るため、啓文社は金融教育などのニーズの高まりに対応しながら今後も両県の学校教育に貢献していく。
同教材では、イベントとして発生する経済的現象に関するヒントを踏まえて経済動向を予想し、投資する金融商品を選択することでゲームを進行する。その収益率に応じて利益(損失)が発生し、最終的に所持金を多く保有することを目指す。さらにゲームとあわせてスライド教材を活用した学習を取り入れ、「遊び×学び」を融合させることで一見難しいと感じる内容でも疑似体験を通じて自然に楽しく学べる。
こうした学習により、子どもたちは「投資」をより身近に感じるとともに、基本的な金融商品の種類や特徴(メリット・デメリット)を知り、実際に起こる経済情勢に興味を持てる。
「投資のキホンを楽しく学ぶ 教育用!資産形成ゲーム」の概要は以下の通り。
教材対象年齢
15歳~
所要時間
100分(スライドとゲーム)
推奨プレイ人数
基本4人(2人~6人対応可能)
販売対象
全国の高校など
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