VISHは、2022年9月より同社が提供する、教育機関における連絡手段のデジタル化支援システム「れんらくアプリ」について、町立の幼稚園・小学校・中学校で一斉導入した埼玉県皆野町教育委員会の導入事例を、4月27日に公開した。
「れんらくアプリ」は、同社が提供する教育機関の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスの総称。アンケート、お便り、欠席・遅刻・早退連絡のデジタル化などの機能を1施設あたり月額9000円〜の価格で利用することができる。4月1日時点で、2300以上の教育機関で導入されている。
同教育委員会での導入後の効果は以下の通り。
(1)保護者からの朝の電話連絡がなくなった
朝の電話連絡がなくなり、教頭にとっても、担任教員にとっても本来の時間の使い方ができるようになった。具体的には、担任教員はその日の教材の準備などを行い、教室で子どもたちを受け入れられるようになった。教頭は朝の教員の様子を確認できるようになり、学校内の巡視や子どもたちの様子の確認など、校内を回って学校の様子の把握がしやすくなった。
(2)配布物にかける手間が削減された
配布物は、それを作る手間だけでなく、印刷・配布・回収・集計などにも時間を要する。「れんらくアプリ」のメール配信やアンケート機能を使うことで、そうした手間が削減された。
保護者にとっても、「れんらくアプリ」でお便りをいつでも見ることができるので、お便りを保管したり紛失したりする心配もなくなる。特に集金を伴うお知らせなどは、渡した・もらっていないというトラブルにつながることもあり、確実に保護者に届けて開封確認できることは負担軽減につながる。
(3)在校等時間の削減の一助となる
在校等時間、いわゆる超過勤務の時間は確実に減っている。
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