学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「面接で本音を話したいか」に関するアンケート調査の結果を、4月18日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、3月14日~30日の期間に行われ、645名から有効回答を得ている。
調査対象者に、面接の際に本音で話せているかを尋ねたところ、「本音で話せている」(20.3%)と「どちらかと言えば本音で話せている」(42.8%)を合わせた割合は、約6割に達した。
面接で、本音で話したいと思うかを尋ねた質問では、「本音で話したい」(59.5%)と「どちらかと言えば本音で話したい」(29.1%)を合わせた割合が、9割近くを占めている。学生からは、「ミスマッチを防ぎたい」「嘘はつきたくない」「内定を得るために自分をよく見せても、入社してから活躍できないと思う。等身大の自分で面接に臨みたい」「ありのままの自分を評価してくれる企業に入社したい」といった意見が寄せられた。
面接で、本音と面接での評価を意識した回答、どちらを重視しているかを尋ねたところ、「本音で話すことを重視している」と「どちらかと言えば本音で話すことを重視している」を合わせた割合は57.4%に達している。一方で、「面接での評価を重視している」と「どちらかと言えば面接での評価を重視している」を合わせた割合は31.4%だった。学生からは、「面接官に評価されることを意識するよりも、本音で話したほうが結果的に評価されると思う」「本音で話したうえで評価してもらえたほうが、入社後活躍できると思う」「面接での評価を重視した受け答えで採用してもらっても、入社後に上手くいかなければ意味がない」といった意見が寄せられている。
面接で本音を話すことができると、志望度が上がるかを尋ねた質問では、「志望度が上がる」(46.5%)と「どちらかと言えば志望度が上がる」(30.5%)を合わせた割合が8割近くを占めた。学生からは、「本音で話すことができれば、自身の考えや価値観が明確になり、企業との相性がよりリアルに図れると思う」「本音で話すと、企業との信頼関係が生まれると思う」「学生の話をしっかりと聞いてくれる企業や、学生の価値観を知ろうとしてくれる企業は、志望度が上がる」といった意見が寄せられている。
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