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中学・高校の校則、「下着の色指定」や「地毛証明書の提出」が未だ20%超存在【スタディプラス調査】

 スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の中学1年生~高校3年生(2022年度時)と、全国の高等学校の教員を対象に実施した、「学校のルールについての意識調査」の結果を4月14日に発表した。同調査は、中学1年生~高校3年生に対して1月23日~29日、高校の教員に対して1月30日~2月10日の期間に行われ、中高生5697名、高校教員209名から回答を得ている。

 調査対象者のうち、中高生に学校指定の制服があるかを尋ねたところ、「制服がある」とする回答が9割超を占めた。

 中高生と高校教員の両方に、学校指定の制服は必要だと思うかを尋ねた質問では、制服のある学校に通う中高生の41.4%、制服のない学校に通う中高生では14.7%、高校教員の49.3%が、「必要だと思う」と答えている。

 中高生に、制服は進路を選ぶ基準になったか、私服通学可能なことが進路を選ぶ基準になったかを尋ねたところ、制服がある学校に通う中高生よりも制服がない学校に通う中高生の方が、進路選択の基準にした割合が大きかった。

 中高生に、自身の通う学校にある校則(近いものも含む)を尋ねた質問では、アルバイトの禁止(高校生のみの回答)、メイクの禁止、特定の髪型・髪色の禁止が多い。また、地毛証明書の提出や下着の色指定なども20%前後存在している。

 中高生に、自身の通う学校の校則は厳しいと思うかを、5段階で尋ねたところ、中間の「3」が最多となった。

 地域別でみると、九州では校則が緩いと思う中高生が圧倒的に少なく、中国地方・東北地方・甲信越では厳しいと思う中高生が少ない。長野県では「制服がない」学校が「制服がある」学校よりも多く、その影響が表れている可能性も考えられる。

 高校教員に、自身の勤務する高校の校則は厳しいと思うかを、5段階で尋ねた質問では、こちらも「3」がもっとも多かった。

 高校教員に、自身は学生時代に校則をどの程度守っていたかを尋ねたところ、半数超が「校則違反をしなかった」と答えている。

 中高生に、制服・部活動のルールのほかに、「これはおかしい」と思うような校則を尋ねた質問では、「服装指定・身だしなみ(ジャージ登校・スカートの長さ)」「スマホの禁止」「持ち物の色指定(靴下・カーディガン・セーターなど)」を挙げる回答が多かった。

 制服・学校指定の持ち物について、思うこと・考えていることなどを自由に答えてもらったところ、「男女差に不満・疑問」「男性のスカート」「ジェンダーレスがもっと進んでほしい」といった回答が多く寄せられている。

 最近、追加・変更・廃止された校則としては、「委員会活動での性別の指定廃止(男女1名ずつ→2名)」「ジェンダーの観点から男女別の頭髪のルールが廃止」といった回答が寄せられた。

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https://edtechzine.jp/article/detail/9229 2023/04/21 08:00

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