パーソルキャリアは、同社が全国の小学校・中学校に無償で提供しているキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」において、体験活動の学びを深める「職業体験前後プログラム」の提供を開始したことを、3月20日に発表した。
今回、提供を開始した「職業体験前後プログラム」は、職業体験前の動機付けワークと体験後の振り返りワークの2つで構成される。すでに学校で行われている職業体験の学びを深め、子どもたちの日々の生活に橋渡しすることを目指して開発されている。
「“はたらく”を考えるワークショップ」で小学校・中学校へ提供している業界研究プログラム「しごと市場」や、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」などで行っている実施前の動機付けワークや、実施後の振り返りワークを基に開発されているので、多くの学校で実施されている職業体験の前後でも実施しやすい。
同プログラムでは、職業体験前に子どもたちと一緒に「体験の目的」を考えるとともに、当日に触れ合う大人たちに「質問する力」を身につけていく。さらに体験後の「振り返り」で、体験学習から受け取ったことを言語化し、実生活への紐づけを行う。「職業体験」をきっかけに、問いを立てて経験から振り返りを行うことによって、自らの意志で人生を選択する力を育んでいく。
対象学年は中学1年生~3年生。小学校での実施は要相談。
「“はたらく”を考えるワークショップ」は、パーソルキャリアが全国の小学校・中学校に無償提供している小学4年生~中学3年生を対象としたキャリア教育プログラム。さまざまな人や企業の「はたらく」に向き合い続ける同社のキャリアアドバイザーらが講師を務め、現場で培った経験・知識をもとに自ら主体的に判断しキャリアを形成していくための「生きる力」を養う授業を行っている。
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