イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に、子どもの新生活の悩みや新生活の習い事について聞いた「子どもの新生活に関するアンケート」の結果を、5月11日に発表した。
同調査は、4月2日~20日の期間に、20代~50代の子どもを持つ親(男女)195名を対象に、紙によるアンケート調査として実施している。
「お子様の新生活に不安を感じていますか」と尋ねた質問では、59%の親が「はい」と回答しており、約6割が子どもの新生活に不安を感じているという。
「何に関して不安を感じますか」(複数回答)と尋ねたところ、「勉強についていけるか」「楽しく通えるか」「クラス・友達に馴染めるか」という順となり、それらの不安に対する対策としては、「モチベーションがあがるようにした」「習い事を始めた」という回答が多かった。
「お子様は習い事をしたことがありますか(または、現在していますか)」という質問では、77%が「はい」と答えており、「習い事は何月から始めましたか」という質問では「4月」が最多となっている。
「最短で辞めてしまった習い事の期間は、どのくらいでしたか」を尋ねたところ、「1年~3年」がもっとも多く、「習い事を辞めた原因は何でしたか」(複数回答)という質問では、「やる気・興味の喪失」「先生との相性」「習い事の内容」の順となった。また、約1割の子どもは、習い事を1か月未満で辞めてしまっている。
「子どもが5月病になったと感じたことはありますか」という質問には、15%が「はい」と答えており、「なぜ5月病だと感じましたか」(複数回答)を尋ねると、「やる気がない」「学校に行きたがらない」という回答が多く、これからの時期は子どもに対する早めのケアなどの対策が求められる。
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・イー・ラーニング研究所
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