Mogicは、同社のクラウド型授業支援システム「Pholly(フォリー)」の新プランとして、「Pholly」の開発と運用で培ったノウハウをもとに学校教育の情報化を支援するためのオリジナルの教育支援システムを一から開発できる「eポートフォリオ開発プラン」をリリースすることを、2月22日に発表した。教育DXを推進していきたいが自分たちの新しい教育スタイルに合った教育支援システムが存在しない、システムに関してのノウハウがなく困っているなど、学校や団体の悩みを解決する教育システムを開発する。
想像力・創造力などのクリエイティブな能力が求められるこれからの時代は、子どもたちの個性や社会の多様性に合った教育を行っていく必要がある。また、環境面から見ても教育の情報化は急速に推し進められている。
同社には「自分たちのシラバス・カリキュラムに合ったシステムがない」「システム化を進めて学習の履歴を見える化したい」などの悩みが寄せられるようになった。これらを解決すべく「eポートフォリオ開発プラン」を提供する。
同プランでは「Pholly」をベースにオリジナルのシステムを開発するため、リーズナブルな価格でオリジナルのシステムを開発でき、さらに8年以上サービスの提供を継続してきた同社のノウハウも活用することが可能。「Pholly」にはすでに授業を支援するための基本的な機能が備わっており、システムの利用状況を分析して、次の学習カリキュラムに活用するためのデータ分析基盤など高度な教育支援システムも実現できる。
開発できる代表的な機能は、動画教材、ドキュメント教材、ライブ配信、ファイル管理、グループワーク、テスト、アンケート、レポート課題、出席管理、さまざまな利用状況レポート、コミュニケーション、SSO、2段階認証、モバイルアプリなど。これら以外の機能も相談に応じて最適な形で提案する。
「Pholly」は、授業前のお知らせや資料の配布、授業後のレポート課題やアンケート回収など、教員と学生の間のコミュニケーションを円滑にすることを目的としたクラウド型の授業支援システム。学生はスマートフォンやタブレットのアプリ(iOS、Android)から、すべての機能にアクセスできる。
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