マイナビは、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を、2月13日に発表した。同調査は、1月20日~31日の期間に行われ、2108名(文系男子:383名、文系女子:879名、理系男子:384名、理系女子:462名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、1月のインターンシップ参加割合は54.8%で、前月から8.8ポイント減、前年の同月からは1.1ポイント減となった。
1月までの累計参加率は86.1%と、前年比で2.1ポイント増となっている。
インターンシップ参加などの就職活動準備と、学業・定期試験の両立で悩んだり苦労したことがあるかを尋ねたところ、悩んだり苦労したことが「ある」という回答が前年と比較して2.7ポイント増の72.6%を占めた。
インターンシップ参加などの就職活動準備と、学業・定期試験の両立で悩んだり苦労したことが「ある」と答えた人に、就活準備と学業の両立状況について尋ねた質問では、「特にどちらを優先するということはなく、両方同じ程度力を入れている」(13.0%)が、すべての項目の中で唯一前年よりも増加している。
初任給や給与を増額させる企業の動きについて、どのように感じるかを尋ねたところ、「その企業に対する関心が高まり、就職先としての志望度も上がる」という回答が68.2%となった。
インターネット上の3次元仮想空間である「メタバース」で開催されている就活準備イベントおよび就活イベントについて尋ねた質問では、「興味はあるが参加してみたいかはわからない」(50.0%)が最多となり、「興味があり参加してみたい」(27.6%)が「興味がなく参加したいとも思わない」(22.5%)をやや上回っている。
メタバースでの就活準備イベントや就活イベントに参加したい理由としては、「アバターだったら気兼ねなく質問できそう」、参加したいと思わない理由としては「顔が見えないのが怖い」といった意見が寄せられた。
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