近畿日本ツーリスト、学校の部活動を多角的に支援する「部活動サポートサービス」の提供を開始

　近畿日本ツーリストは、PTA業務アウトソーシングに続く学校サポート事業として、2023年度に「部活動サポートサービス」を開始する。同サービスでは、現在大きな変化を迫られている学校部活動に着目し、これまで修学旅行などを通じて築いてきた教育現場との関係性や、自治体や企業からのさまざまな受託業務などで培った事務局運営のノウハウ、スポーツや文化芸術分野での多様なパートナーシップを活かして、部活動を支援するプラットフォームを提供していく。

　「部活動サポートサービス」は、住んでいる地域にかかわらず専門的な指導が受けられる「オンライン部活」と「部活動運営事務局」の代行で構成されている。

　「オンライン部活」は、住んでいる地域にかかわらず専門的な指導が受けられ、生徒のニーズに応える新たな部活動として、協業各社とタッグを組んで提供される。具体的には、専門知識を持った協業各社（企業・団体）が毎回の活動内容を計画し、オンラインツールを活用した指導を行う。あわせて、生徒への連絡、保護者の窓口、集金、保険対応といった事務局業務も提供する。

　2023年2月1日時点での「オンライン部活」のラインアップとしては、NTTe-Sportsによる「eスポーツ部」、エイベックス・マネジメントによる「ダンス部」、ドローン大学校による「ドローン部」、LAVA Internationalによる「ヨガ部」を用意しており、随時拡充を予定している。

　「部活動運営事務局」の代行は、既存の部活にも対応し、指導者・活動場所の調整業務、および生徒への連絡、保護者の窓口、集金、保険対応といった地域ごとに部活動運営に必要な事務局業務を代行する。また、多様化する部活動の課題やニーズに対して、最新技術を取り入れたコンテンツを各社と協力して提供する予定となっている。