イオマガジンは、eラーニングシステム「Moodle(ムードル)」のLTS(Long Term Support:長期サポート)版である「Moodle 4.1」のリリースにともない、正式パートナーとして国内でのバージョンアップ受け付けを、1月27日に開始した。
「Moodle 4.1」は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の強化によって、これまで以上に使いやすく、安定した盤石の進化を遂げている。
「Moodle 4.1」の新機能としては、「Moodle」内の全コースの受講者一覧や、その進捗状況を簡単にレポートとして作成できる「レポートビルダ」が新たに搭載された。
従来は画面右端にカラムとして固定されていたブロックが、ドロワに格納可能となり、画面をより広く表示できるようになっている。
さらに、学習項目を一目で把握できる「コースインデックス」を装備した。また、画面下部の「?」アイコンを通じてサポートへのアクセスが可能になるとともに、完了条件をクリアすると完了表示に切り替わり、受講進捗をひと目で把握できるようになった。
ほかにも、コース管理メニューが格納されていたギアが廃止となり、頻繁に利用されるメニューがコース上部に常時表示されるようになったほか、コースへの教材追加時などに利用する「編集モード」切り替えボタンが上部に固定表示され、スイッチとしてオン・オフの切り替え型となるなど、数多くの新機能が追加されている。
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