学術系VTuberユニット「まなぶい」とうちゅうは、経済産業省による令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB)に採択され、高校生および教育大学生を中心とした大学生向けに実証授業を行ったことを、1月11日に発表した。
「まなぶい」とうちゅうによる教材制作事業は、令和3年度の「未来の教室」実証事業に採択されており、教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」が、経済産業省の「STEAMライブラリー」にて公開されている。
令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB)は、「学びのSTEAM化」の具体的な実践事例として、「STEAMライブラリー」を活用した探究学習の事例を創出し、「学びのSTEAM化」の全国への普及に向けた示唆を得ることを目的とする。
高校生向けの実証授業では、他校が「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」を導入する際の参考となる事例を創出することを目的に実施された。
教育大学生を中心とした大学生向けの実証授業では、教員を目指す学生の視点を取り入れられる強みを活かして、同教材の導入にともなう課題や解決策の検討、教育大学での「STEAMライブラリー」の認知度向上および持続的な普及に貢献することを目的に実施された。
教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」は、最先端のバーチャル技術を題材としたアクティブラーニングを通して、未来社会を生きるうえで必要となる「問題を見つけ向き合う『想像力』」と「技術を活用し課題を解決する『創造力』」を養える。
学術系VTuberユニット「まなぶい」は、エンタメのノウハウを活用して学術的なテーマに関する発信を行うVTuberの有志団体であり、「新しい学び」の形としてYouTubeやTwitterなどのプラットフォーム上で、バーチャルアバターを活用した学術コミュニケーションや教育活動を行っている。
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