スタディプラスは、同社が提供する教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」において、新機能「教材配信システム」の提供を2023年4月に開始する。これに先駆けて、日本漢字能力検定協会の公式教材4種の無料提供を12月21日から開始した。
教育機関で「Studyplus for School」の無料プランを導入すると、教員が「教材配信システム」の「ドリル」機能を通じて漢検10級~2級の対策ドリル4種を無料で配付でき、生徒が学習管理アプリ「Studyplus」上で問題を解ける。
対応教材概要
教材名
- 「漢検対策ドリル 10級~8級レベル相当(小学校低学年向け)」
- 「漢検対策ドリル 7級~5級レベル相当(小学校高学年向け)」
- 「漢検対策ドリル 4級~3級レベル相当(中学生向け)」
- 「漢検対策ドリル 準2級~2級レベル相当(高校生向け)」
教科・科目
- 日本漢字能力検定(漢検)10級~2級
教材提供元
- 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
これらの教材は、日本漢字能力検定協会が全国の学校・塾など、教育機関向けに無償配布している「漢字学習サイクルプリント」と「漢字のびのびプリント」を再構成している。
「教材配信システム」の利用において、初期費用・システム利用料・教材費はすべて無料。「Studyplus for School」を導入済み、またはこれから「Studyplus for School」を導入する予定で、同教材の利用を希望している教育機関が利用対象となる。なお、同システムの先行利用には事前の申し込みが必要で、これから「Studyplus for School」を導入予定の教育機関はオンライン説明会への参加が必須となる。
新機能「教材配信システム」の「ドリル」機能
同機能では、生徒が「Studyplus」アプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる。学習後は定着度が可視化され、その定着度合いに合わせてAIが自動で問題配信をするため、生徒一人ひとりに合った効果的な学習が実現可能となる。
「ドリル」教材で行った学習は、進捗度合いや定着度など学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックできる。
「Studyplus for School」は、生徒と先生を学習記録アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを教員が見守り助けるプラットフォーム。紙の教科書や参考書からデジタルの映像教材や演習教材まで、あらゆる学習ログを一元化・可視化することにより、教員の業務負荷を軽減しながら、生徒一人ひとりの学びの個別最適化を支援する。
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