イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者を対象に実施した、「2022年:学校教育と受験に関する意識調査」の結果を11月16日に発表した。同調査は10月4日~25日の期間に行われ、435名から回答を得ている。
調査対象者に、中学校受験を目標とする子どもたちとそうでない子どもたちで、学力に差があると思うかを尋ねたところ、「あると思う」とする回答が8割超を占めた。
小学校でも、中学校受験に関連した学習を行ってほしいと思うかを尋ねた質問では、「行ってほしい」とする回答が約半数に達している。
小学校において、中学校受験に関連した学習を「行ってほしい」と答えた人に、どのような学習を行ってほしいかを尋ねたところ(複数回答)、「応用問題に触れる」が7割超を占めた。
一方、小学校において、中学校受験に関連した学習を「行ってほしくない」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「受験のために学校に通うわけではないから」が半数超でもっとも多く、「全員が受験するわけではないから」がそれに続いている。
小学校で、学力別のクラスに分けた学習を行ってほしいと思うかを尋ねたところ、「行ってほしい」とする回答が半数超に達した。
小学校で、学力別のクラスに分けた学習を「行ってほしい」と答えた人に、特にどの教科で実施してほしいかを尋ねた質問(複数回答)では、「算数」と「英語」が上位となっている。
受験をする予定がない場合も、家庭でも中学受験に関連した学習を行うべきだと思うかを尋ねたところ、「行うべきだと思う」とする回答が約半数を占めた。
受験をする予定がない場合も、家庭にて中学受験に関連した学習を「行うべきだと思う」と答えた人に、家庭で中学受験に関する学習をする際に、どのような学習方法がよいと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「パソコン・タブレット端末を使った学習を行う」が約9割を占め、他を大きく引き離して最多となっている。
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