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Foraと青楓館高等学院、探究学習を充実させ総合型選抜へつなげる高校3年間の一貫支援を開始、提携校を10校限定で募集

 Foraは、青楓館高等学院と連携し、生徒の興味関心や問題意識を、探究学習を通して深めながら総合型選抜を活用した大学進学につなげていく3年間のトータル支援を開始したことを、10月18日に発表した。また、高校1年時からの探究学習、高校2年時の高大接続、高校3年時の入試対応を含む一貫したカリキュラムと進路指導を目指す「vision 2025」に共感する提携校をあわせて募集する。

 総合型選抜を目指す生徒の指導は、これまでの一般入試に向けた5教科中心の教科指導とは大きく異なっている上に、集団の指導が難しく、個別の伴走や添削など指導の負荷が大きいと言える。また、自分の「探究したいテーマ」を見つけ、それを将来の目標や大学での学びに結びつけていくことが求められるため、短期的な指導にとどまらず、3年間を通して長期スパンでの指導が必要となる。

 学校現場では「多忙化」が問題となっていることもあり、これまで総合型選抜指導のノウハウは主に学習塾などを中心に蓄積されてきた。制度上はチャンスが開かれているにもかかわらず、学校教育の範囲では誰もが総合型選抜に手を伸ばせる環境は実現されていないのが現状と言える。

 そこで、総合型選抜対策で指導実績とノウハウを持つ青楓館高等学院と、延べ50校でキャリア教育や探究学習支援の実績を持つForaが協働することによって、学校内で充実した探究学習と総合型選抜対策を行い、希望するすべての高校生が総合型選抜を目指せる環境づくりを目指す。

 一貫支援パッケージのねらいは以下の通り。

進路実績の向上につながる、総合型選抜対策の伴走支援

 これまで学校の進路指導において総合型選抜対策を行いきれなかった理由には「総合型選抜や推薦型入試の指導実績がないこと」や「保護者も含めた学校の進路方針が一般入試に偏重する傾向があること」などがあった。

 しかし、総合型選抜を適切に活用することで、年内と年明けの2回機会を得られる上に、総合的な評価によって進学動機が評価され、希望校への進学が叶う生徒も少なくない。

 それに向けて、総合型選抜対策に関する教員研修やカリキュラム伴走支援を行うとともに、志望理由書の書き方から小論文/面接対策までを含めた、総合型選抜対策のための教材提供を行う。

生徒の興味関心を引き出す、個人探究

 総合型選抜において大切なのは「なにを、なぜ学びたいのか」という進学動機を持つことであり、探究学習はその基礎となる。しかし、グループ探究中心で個々人が自分自身の興味関心を深めきれなかったり、探究学習の重視が教科学習の軽視につながる危惧があったりといった理由から、十分な取り組みを行いきれない場合もある。

 そのため、高校1年生から探究学習支援を行い、自分なりに興味関心を引き出し、問いを持ち、問いを深めていく探究学習のための教材提供や、教員研修、カリキュラム伴走支援を行う。

志望理由書を見据えた、学問理解

 総合型選抜で大切な「なにを、どこで学びたいのか」を深める上では、大学や学問について理解し、自分の興味関心や問題意識と学問を結びつけることは必要不可欠となる。

 しかし現状では、学問について網羅的に紹介する教材はあるものの、そもそも学問とはどのようなものなのかを体系的に伝える学習教材が十分になく、大学教授などの講演やオープンキャンパス、大学生などを招いた進路行事などが中心となっており、断片的な理解にとどまる場合も少なくない。

 そのため、学問そのものへの理解、各学問の理解、大学理解と、段階的に学問理解を深めていく学習教材や講演などを提供する。

 なお、同枠組みを活用した「vision 2025」を一緒に目指していく提携校を10校限定で募集する。「vision2025」は、2023年度から3年間かけて、同連携の枠組みで、新たな高校魅力化として探究学習の充実から総合型選抜の活用を見据えた探究学習/進路指導改革に一緒に取り組んでいくことを目指すもの。

 自分自身の問題意識や興味関心を深掘りして探索する探究学習と、探究学習の問いと学問を重ねるキャリア教育、そして総合型選抜の入試対策をワンストップで支援する。

 具体的には、学校全体での教員研修、3年間を通した探究学習から総合型選抜対策までのカリキュラム策定サポート、各段階に生徒が実際に取り組むことのできる教材の提供、保護者向けの講演会、難関大学などを目指す生徒に個別指導塾の優先案内などを行う。

 提携校の対象となるのは全国の高等学校、中等教育学校(1校あたりの最小生徒人数:50人)で、募集期間は12月28日の18時までとなっている。提携期間は2023年4月~2026年3月の3年間で、必要な費用は教材購入費のみ。応募には、Foraの問い合わせフォームに提携校参加の旨を記入した上で問い合わせが必要となる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8310 2022/10/20 16:40

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