プロンテストと公文教育研究会は、TOEFL Primary試験の対策練習を学校や自宅でできるアプリ「小中学生向け実践英語力チェックアプリ(初級)」を共同開発したことを、10月17日に発表した。現在、同アプリを2023年3月31日まで無償導入して試用できるキャンペーンを実施している。
同アプリは「TOEFL Primary」の練習問題を活用し、自動で児童生徒の評価を行うことができる。
TOEFLなどの試験は実施回数が制限されており、学校側からはもっと実践的な試験を受けたいという声が多くあった。そこで「TOEFL Primary Step 1・Step 2」および「TOEFL Junior」の日本国内での展開に参画している公文教育研究会と提携し、同アプリの開発に至った。現在6校2000人以上に無償導入されている。
同アプリの特徴は以下の通り。
1.自動で学習評価が行える。試験時間の調整も可能
同アプリでは、自動で児童生徒の学習評価を行うことができる。採点だけでなく、今後の学習アドバイスなども行う。個々の児童生徒の結果や受験履歴や進捗状況を一元管理できるため、より効率的に弱点把握や対策を立てることができる。また、練習問題の制限時間も自由に設定でき、教員の授業作りに活用できる。
2.いつでもどこでも実践的な模擬試験(小テスト)を受けられる
パソコンやスマートフォンなどのデバイスへのインストールは不要。インターネット環境下で利用できるため、いつでも、どのデバイスからでも、実践的な模擬試験(小テスト)を受けることができる。一般的なパソコンやスマートフォンのほか、ChromebookやAndroidタブレット、iPadなどにも対応している。
3.「TOEFL Primary」の練習問題と教科書を連動させて復習できる
通常、学校の教科書と「TOEFL Primary」は連動していない。しかし、同アプリは教科書と「TOEFL Primary」の出題内容を紐づけており、教科書のどのページを勉強すればよいかをアプリで確認できる。また、教科書準拠アプリ(別売)と併用することで、アプリ内で勉強が完結する。
児童生徒は自分の弱点を一目で判断でき、検定教科書のレッスン番号で確認したり、準拠アプリを起動したりして自主学習が可能なため、早い定着が期待できる。
現在、同アプリを2023年3月31日まで無償導入して試用できるキャンペーンが行われている。申込期限は12月25日。さらにスピーキング練習アプリ(教科書準拠アプリ)の活用方法や導入方法についてもサポートも行うほか、教職員向けの発音・スピーキング指導研修も実施している。
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