コドモンは、福井県敦賀市の放課後児童クラブ全14施設において、同社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」を10月から本格導入することを、10月6日に発表した。
同市では、2021年11月より市立保育所10施設にもコドモンを導入済みで、子どもの成長とともに保育所から放課後児童クラブに通うようになっても、保護者はアプリを変更することなく施設と連絡を取ることができる。
業務のICT化を推進することで職員の負担を減らし、入退室管理など事務作業を省力化するほか、保護者との連絡にもアプリを導入してさらなる質向上を目指す。
同市の放課後児童クラブにおけるコドモン導入機能(抜粋)は以下の通り。
児童台帳
児童の名前・クラス・生年月日など、児童ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能で、施設内での児童の情報共有が容易になる。
入退室管理
児童の入退室記録は、QRコードを使った打刻機能で自動管理される。保護者はスマホアプリを使用し入退室時刻などの確認ができる。
お知らせ一斉配信
「CoDMON」の緊急連絡では、クラスや児童を指定し、あらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで簡単に情報配信を行える。メール配信のほかに、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができる。
遅刻・欠席・お迎え
入退室時間の遅刻・欠席・お迎えなどに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に施設へ報告することができ、施設は電話対応することなくタブレットなどでリアルタイムに受け取ることができる。保護者、施設双方にとって利便性の高い機能となっている。
「CoDMON」は、保育園や幼稚園、学校の教職員と保護者に対して各種支援ツールを提供するICTサービス。園児・児童・生徒の情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園・登下校管理や保護者とのコミュニケーション支援機能など、教職員の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりを支援している。
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