しくみデザインは、同社が提供する創造・表現する力を養うことができる教育向けのビジュアルプログラミングアプリ「Springin' Classroom(スプリンギン クラスルーム)」において、STEAM教育を可能にする「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」の提供を、9月1日に開始した。
「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」は、STEAM教育学者であり大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(遊び・学び・芸術・スポーツ)を務める中島さち子氏が監修を担当した教材を取り揃えており、未就学や小学校低学年の子どもたちが「つくる」ことを楽しみ、創造し、探究できる教材となっている。
タブレット端末だけで、STEAMの5つの領域である「科学・技術・工学・アーツ・数学」への興味・関心を引き出せるので、指導者が授業準備に時間をかけることなく、子どもたちがSTEAM要素の体験を積み重ねられる。
また、より高度なプログラミングへの挑戦が可能な、プログラミング教育実践プランも用意するほか、STEAM教育やプログラミング教育を新たに始める、幼稚園や小学校における教員への負担を軽減すべく、導入サポートや出前授業、導入/学習スケジュール作成のオプションプランも新たに用意した。
教材は、「STEAM編」「科学・技術・工学編」「芸術・表現編」「数学編」の、計60種類を用意する。年中、年長、小学校低学年まで習熟度に合わせてテーマを選択でき、積み木や絵の具のお絵かきといった本来なら道具を準備する必要があるアクティビティを、タブレット端末で体験可能となっており、物理の原理を備えているので自然現象への理解を深められる。さらに、動画やイラストの解説つきのため、教員による授業準備の手間なく実施できるようになっている。
9月22日14時~15時には、幼稚園、保育園、認定こども園の関係者を対象に、未就学での導入事例や同社が取り扱うSTEAM教材を紹介するとともに、「Springin' Classroom」のデモンストレーションを行う「STEAM教育実践セミナー」をオンラインで実施する。参加費は無料で、事前登録が必要となる。
「Springin' Classroom」は、プログラミングができるデジタルスケッチブック。スケッチブック感覚で描いた絵や写真を自由に動かしたり、音をつけたりすることが可能で、コーディングには文字を使用しないので未就学児でも楽しみながらプログラミング的思考を養える。
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