コドモンは、石川県かほく市の小中学校において、同社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」の運用を2022年7月より開始し、9月から本格導入することを、8月31日に発表した。同市では、先行して2021年1月より順次こども園・学童において同サービスの運用を開始しており、導入の成果が認められたため小中学校への導入も決定した。これにより、市内すべての公立保育・教育施設で導入済みとなった。さらに、石川県内にてコドモンを導入している自治体は6割を超えた。
同市は、「CoDMON」の導入により、教職員の事務作業などによる業務負担軽減を目指す。また、保護者との連絡にはアプリを導入し、教職員とのコミュニケーションを円滑に進める。
同市における「CoDMON」の導入機能(抜粋)は以下の通り。
お知らせ一斉配信
コドモンの緊急連絡は、クラスや児童を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことが可能。メール配信のほかに、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができる。
遅刻・欠席
登降園・登下校時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に施設に報告でき、施設は電話対応することなくタブレットなどでリアルタイムに受け取ることが可能となる。
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラスや年次ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
「CoDMON」は、保育園や幼稚園で働く教職員と保護者に対して、子どもたちと向き合うゆとりを持ってもらうための各種支援ツールを提供するICTサービス。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、教職員の業務負担を大幅に省力化しながら保育の質を高める環境づくりの支援をしている。
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