エンライクは、子どもが中学生または高校生のときに教育サービスを併用していたことがある保護者を対象に実施した、「教育サービスの併用」に関するアンケート調査の結果を8月22日に発表した。同調査は、7月28日~31日の期間に行われ、717名から有効回答を得ている。
調査対象者に、塾(予備校)や家庭教師と併用して他の塾・予備校、家庭教師、通信教育などのサービスを利用していたことがあるかを尋ねたところ、子どもが中学生時代に併用していた教育サービスとしては、「集団塾と個別塾」(34.4%)がもっとも多く、「集団塾と通信教育またはオンライン学習サービス」(26.3%)がそれに続いた。
子どもが高校生時代に併用していた教育サービスとしては、「『集団・講義形式の塾・予備校』と『個別指導形式の塾・予備校』」(37.3%)が最多となり、以下「『集団形式・講義形式の塾・予備校』と『通信教育またはオンライン学習サービス』」(17.9%)が続いている。
塾(予備校)や家庭教師と他の教育サービスを併用して利用していたのは、子どもが中学何年生の時かを尋ねた質問では、子どもが中学生時代に教育サービスを併用していた保護者からは「中学に入学する前から」(24.7%)という回答がもっとも多かった。
子どもが高校生時代に教育サービスを併用していた保護者からの回答としては、「高校に入学する前から」(40.1%)が最多となっている。
塾(予備校)や家庭教師と他の教育サービスを併用していた目的としては(複数回答)、子どもが中学生時代に教育サービスを併用していた保護者、高校生時代に教育サービスを併用していた保護者ともに「入試対策のため」が最多となった。
塾(予備校)や家庭教師と他の教育サービスを併用して、どうだったかを尋ねたところ、子どもが中学生時代に教育サービスを併用していた保護者では「併用してよかった」が62.2%、「併用して変化があった」が56.2%、「併用して変化が出た」が61.2%となっている。
子どもが高校生時代に教育サービスを併用していた保護者では、「併用してよかった」が65.4%、「併用して変化があった」が59.0%、「併用して成果が出た」が61.7%だった。
教育サービスを併用する場合、費用は毎月合計いくらまで許容できるかを尋ねた質問では、子どもが中学生時代に教育サービスを併用していた保護者では「2万円以上3万円未満」(33.4%)がもっとも多く、「2万円未満」という回答を合わせると、対象の53.4%が許容できる金額を「3万円未満」と答えている。
子どもが高校生時代に教育サービスを併用していた保護者では、「3万円以上5万円未満」という回答が34.0%ともっとも多かった。
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