COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が北海道豊富町の全町立小中学校における指導の一環として正式採用され、2022年5月より4校、約210人の児童生徒が利用開始したことを、8月19日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、全国の小中学校1800校で、約50万人が利用している。2022年9月には文部科学省のCBTシステム「MEXCBT」と連携し、学習eポータル+AI型教材「Qubena」として学習eポータルのサービスを提供開始する。
豊富町ではGIGAスクール構想のもと、令和2年度末に1人1台端末を整備し、令和3年度には、近隣地区や同窓会の支援により兜沼小中学校で「Qubena」を導入した。令和4年度には、豊富小学校と豊富中学校でも「Qubena」を導入し、町内全小中学校への導入に至った。
町内全小中学校への導入を契機に、ICTを活用して「個別最適な学び」や「協働的な学び」をさらに推進させ、基礎学力の定着や向上を図っていく。また「主体的・対話的で深い学び」の視点から、「何を学ぶか」だけではなく「何ができるようになるか」も重視した授業改善を行い、社会に生かそうとする学びに向かう力や、未来に対応できる思考力・判断力の育成に努めていく。また、教職員の業務改善にもつなげることで、学校における働き方改革の推進を目指す。
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