マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(7月)」の結果を、8月5日に発表した。同調査は、7月25日~31日の期間に行われ、4069名(文系男子:869名、文系女子:1692名、理系男子:761名、理系女子:747名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、7月末時点での内々定率は前年比4.2ポイント増の82.9%、平均内々定保有社数は前年比0.2社増の2.4社だった。
夏休み期間中の就職活動について、不安なことはあるかを尋ねたところ、「夏休みだからと言って特に不安なことはない」(44.7%)がもっとも多かったものの、不安なものとしては「コロナ対策と熱中症対策」(23.7%)が最多となっている。
現時点での内定式の希望としては、「十分な感染症対策をした上で、対面で実施してほしい」が前年比4.7ポイント増の52.7%でもっとも多かった。
7月10日に行われた参議院議員選挙について、投票に行ったかを尋ねた質問では、「投票に行った(期日前、不在者投票を含む)」は61.1%となっている。
選挙で論点にあがった政策のうち、就職活動を通じて関心を持ったものとしては、「景気・雇用政策(物価高、賃上げなど)」(46.9%)が最多となり、「教育・子育て政策」(21.8%)、「税金」(20.6%)、「女性活躍(男女平等、男性育休など)」(17.6%)がそれに続いた。
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