アドビシステムズは、奈良県教育委員会、慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム内の高大連携教育ワーキンググループとの共催で、奈良県内の高校生向けワークショップ「つくりかたの未来講座」を、3月17日に奈良県立磯城野高等学校で実施した。
「つくりかたの未来講座」は、アドビシステムズが慶應義塾大学SFC研究所とともに開発に参画している「授業レシピ」実践の第1弾となる。
ワークショップでは、高大連携教育ワーキンググループの慶應義塾大学SFC研究所と、企業メンバーであるヤマハやアドビ、ICT活用教育エバンジェリスト育成プロジェクトに参加する奈良県内の教員らが中心となって、アドビの「Illustrator」、トロテックのレーザーカッター、ソニーのブロック型電子タグ「MESH」、オープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR」などの使い方を教えた。
参加した生徒34名は、「掃除を楽しく」をテーマにアイデアを出し合い、IoTを活用した未来のものづくりを体験している。
なお、同ワークショップは教員たちが授業を実践するにあたっての学習課題などを認識する「教育実践研修会」として位置付けられており、県内外の小中高校から約20名以上の教員が参加し、気づきや感想を共有する研修も並行して行われた。
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