マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(6月)」の結果を7月7日に発表した。同調査は、6月24日~30日の期間に行われ、5166名(文系男子:1124名、文系女子:2103名、理系男子:1005名、理系女子:934名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2023年卒業予定の大学生・大学院生の6月末時点での内々定率は、前年比6.4ポイント増の79.9%だった。
平均内々定保有社数は、前年比0.2社増の2.4社となっている。
未内々定者が、就職活動においてもっとも注力していることとしては、「面接」(42.0%)を挙げる回答がもっとも多い。
同じく未内々定者が、就職活動において困っていることとしては、「面接を通過できない」(48.6%)が最多となっている。
内々定を得た学生に、入社意思の高い企業から内々定後に受けたフォローを尋ねたところ、「人事とのWeb面談」(30.0%)が前年と同様にもっとも多く、「複数の社員との座談会や交流会(対面)」が前年比4.7ポイント増の9.8%、「内定者間の座談会や交流会(対面)」が前年比9.6ポイント増の14.6%と、複数名かつ対面で行うフォローについても徐々に増えてきた。
内々定者フォローのうち、もっとも不安が軽減されたものとしては、「人事とのWEB面談」(21.3%)が最多となっている。
面談で聞いて不安が解消された内容としては、「具体的な業務内容(入社1年目の業務内容など)」(55.1%)がもっとも多かった。
入社後の配属先(勤務地・職種)の決定に関する考え方については、「勤務地・職種ともに自分で適性を判断して、選びたい」(54.9%)が最多となっている。
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