全国の小中学校の教科書に準拠したデジタル学習教材「天神」を企画・販売するタオは、創業30周年を機にデザインのリニューアルを行い、6月7日にリリースした。
リニューアルした「天神」は、子どもの無限の可能性を表現した「宇宙」をテーマとしたデザインに一新。そのほか、タッチ操作などのユーザー体験の改善、子どもの心理に配慮した改良、塾や放課後等児童デイサービスの施設利用時における改良を行った。
- ユーザー体験を大きく改善:指でのタッチ操作に適した画面設計をはじめ、学習画面までの大幅な起動時間の短縮、ユーザーカスタマイズ画面の刷新、子どもの年齢に応じた漢字/ひらがな表記の変更など、低学年児童もストレスなく活用できるようになった。
- 不登校児にも優しく、子どもの心理に配慮した改良:学校のチャイムを連想させるような音響効果の廃止や、色覚多様性の子どもにも文字が認識しやすいコントラストを意識した配色、不正解音を嫌がる子どもには不正解音を鳴らさないようにする機能など、不登校児や発達障害児をはじめとする子どもの心理に配慮した改良を行った。
- 法人事業者向け製品ではデザインのカスタマイズも可能:塾や放課後等児童デイサービスなど法人事業者向け製品では、少人数・多人数でも教室の運用に合わせて自動的にユーザー選択画面が最適化されるほか、ロゴや背景デザインを変更できるオプションプランも追加。教室専用にカスタマイズすることにより、オリジナリティを打ち出しやすくなる。
なお、新デザイン版のリリースと同時にユーザーへのアップデートも実施する。2020年度以降の製品バーションを利用している全ユーザー(家庭用向け・法人事業者向け)を対象に、インターネットの更新機能で自動的にアップデートされる。
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