日本数学検定協会は、「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」の個別成績票を4月にリニューアルする。
リニューアル後の個別成績票では、学習者に寄り添った受検結果を提供するため、従来はA4サイズ片面印刷(2色刷り)だったものを、A4サイズ両面印刷(フルカラー)への変更を行う。
さらに、これまでは各問題の正誤結果のみだった記載を、各問題の内容(単元名)も表示し、受検者個人の正誤結果と全体の正答率から、受検者がよくできた問題や理解が不十分な問題を色分けして明示する。
評価コメントでは、理解できている単元や苦手と思われる単元、今後の学習で重要となる内容などをアドバイスし、受検後の学習への支援を行う。
裏面には、約100種類の問題から、受検階級や点数などに応じて適切な問題を掲載し、合否や成績にかかわらず学習の次の一歩をサポートする。
個別成績票のリニューアルは平成25年以来5年ぶりで、3月3日に実施される「第318回実用数学技能検定」の受検結果から、リニューアル版の個別成績票が発送される。また、4月15日に実施される個人受検にも、リニューアル版の個別成績票を採用する。
【関連リンク】
・日本数学検定協会
・「実用数学技能検定」
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