リクルートは、同社が提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」について、茨城県常陸大宮市で4月から導入、5月下旬から利用開始が決定したことを、5月20日に発表した。茨城県内の市町村として、全小中学校への導入は初めてとなる。
学校向けの「スタディサプリ」は、基礎知識学習から進路選択、非認知能力の育成まで教員の業務をサポートし、児童生徒一人ひとりの可能性を切り開くことを目指し、児童生徒が利用できる講義動画や演習などの学習機能と、教員向けサポートツール「スタディサプリfor TEACHERS」を提供している。
常陸大宮市では「学級づくり・授業づくり・家庭学習の充実」を柱とした児童生徒の学力向上を推進するため、2022年度から「確かな学力」育成プロジェクトを開始した。その一環として、市内の小学校・中学校15校において、児童生徒の習熟度や学習の進度に合わせて学べる環境の整備や、塾などがない地域などとの地域格差をなくすことを目的に、利用が決定した。
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