ニフティは、同社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」が小中学生を対象に実施した、「友だち・グループ」に関するアンケート調査の結果を4月26日に発表した。同調査は、3月18日~4月10日の期間に行われ、2737名から有効回答を得ている。
調査対象者に、友だちとの連絡方法でもっともよく使用するツールを尋ねたところ、小学生・中学生ともに「LINE」がもっとも多かった。中学生では、利用率が7割弱まで高まっている。
LINEなどのSNSに、友だち同士のグループチャットがあるかを尋ねた質問では、中学生の64%が「ある」と答えており、小学生の2倍に達した。
友だち同士のグループチャットに入っている人に、グループチャットでは普段どのようなことを話しているかを尋ねたところ(複数回答)、「勉強・宿題のこと」「学校のこと」「趣味の話」が上位を占めており、中学生では「部活・クラブ活動」が小学生よりも多くなっている。
同じく、友だち同士のグループチャットに入っている人に、グループチャットで問題が起きたことがあるかを尋ねた質問では、「ある」という回答が約3割に達した。2020年調査と比較すると、グループチャットでのトラブルの割合は減少している。
友だち同士のグループチャットにて、問題が起きたことが「ある」と答えた人に、その内容を尋ねたところ(複数回答)、「会話について(悪口など)」が最多で、「メンバーについて」「通知に時間がとられる」「既読無視される」がそれに続いた。
友だち同士のグループチャットに入っている人に、グループチャットについて正直どう思うかを尋ねた質問では、「いいと思います!気持ちが共有できて楽しい!」「クラスや部活の重要な連絡が回って来るから、便利!」「通知がうるさいし意味ない会話はできるだけやらないでほしい」「楽しいけど、裏でどう思われてるか分からなくて不安だし、少し怖い」といった意見が寄せられている。
SNSで、友だちと気持ちよくやりとりをするためのアイデアを尋ねたところ、「相手の気持ちを考えた文章にする!」「最初に友だちとルールを決める」「既読がつかなくても責めない」「絵文字などを使って気持ちを伝わりやすくする」といった意見が寄せられた。
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