ベビカムは、子育て中の保護者を対象に実施した、これからの生活におけるデジタルとの付き合い方に関する意識調査の結果を、3月26日に発表した。同調査は、2月2日~14日の期間に行われ、313名から回答を得ている。
調査対象者に、子育て生活の中でインターネットやデジタル機器との付き合い方で不安や悩みがあるかを尋ねたところ、「大いにある」が35.7%、「少しはある」が45.5%を占めた。
具体的な不安や悩みとしては(複数回答)、自身に関することでは「長時間使い過ぎてしまう」(67.1%)、「情報が多過ぎて正しい情報がわからない」(53.8%)、「自分の個人情報の流出」(51.1%)が、子どもに関することでは「子どもの視覚や聴覚など健康に対して悪影響がないか?」(69.8%)、「ゲームなどの依存症にならないか?」(61.8%)、「子どもの情緒や精神的なことに対して悪影響はないか?」(51.6%)、「自分が子どもに対して適切な指導ができるか?」(45.3%)が、それぞれ上位となっている。
インターネットやデジタル機器、デジタル系サービスといった、新しい情報を意識して収集しようと心がけているかを尋ねた質問では、新しい情報の収集を「心がけている」とする回答は22.0%に留まった。
自身のデジタルスキルを子どもが追い越すのは何歳だと思うかを尋ねたところ、10歳や12歳など小学校高学年で自身のデジタルスキルを追い越すと考える保護者が多い。一方で、16歳以上と考える保護者も一定数存在し、この傾向は新しい情報を意識して収集しようと心がけている保護者の方が多くなっている。
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