「ICT推進のフェーズは終わり、いかに学びに生かすかの段階に入った」としてICT活用を進めている自治体が、2014年にiPadを教育現場へと導入した長野県伊那市だ。伊那市は2018年に「ICT活用教育推進センター」を設立し、市内全校に「GIGAサポーター」を派遣してICT活用を支援している。さらに、自然の中でiPadを使って学ぶ課外活動「サマーキャンプ」を開催するなど、同市の豊かな自然の中で最新のICTを活用する教育が、そのまま自治体の魅力となる取り組みを進めている。今回は、伊那市教育委員会の竹松政志氏と、伊那市立高遠中学校で教員を務めながらICT活用教育推進センターで市内全体の学校現場のサポートも行う足助武彦教諭、さらに伊那市とICT活用教育推進協定を結んでいるSB C&Sの担当者に話を伺った。
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相川 いずみ(アイカワ イズミ)
教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、プログラミング教育やICT教育、中学受験、スマートトイ、育児などの分野を中心に、取材・執筆を行っている。また、渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足し、地域の子ども達に向けたプログラミング体験教室などを開催している。一児の...
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