情報オリンピック日本委員会は、「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」本選を2月12日・13日にオンラインで実施し、金・銀・銅賞を含む成績優秀者、奨励賞成績優秀者を決定した。
「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」には、過去最多となる1709名(うち女性は260名)の申し込みがあり、1429名(うち女性は217名)がオンライン予選に参加している。
本選には、一次予選、二次予選を経た成績上位者179名(うち女性は6名)が参加した。
本選の成績優秀者には、金賞に灘高等学校1年の田中優希さん、銀賞に筑波大学附属駒場高等学校1年の西脇響喜さん、銅賞に灘高等学校1年の児玉大樹さんが選ばれている。
全国を6つの地区(ブロック)に分けた、ブロック制成績優秀者としては、北海道・東北では宮城県仙台二華高等学校2年の佐々木健吾さんと宮城県仙台第二高等学校2年の鴇田結さん、関東では渋谷教育学園渋谷高等学校2年の加藤潤成さんと筑波大学附属駒場高等学校1年の諸岡知樹さん、中部では海陽中等教育学校5年の小原亮太さん、近畿では灘中学校3年の尼丁祥伍さん、大阪府立大学工業高等専門学校2年の田村唯さん、中国・四国では弓削商船高等専門学校2年の甲賀悠一郎さん、九州・沖縄では熊本高等専門学校(熊本キャンパス)2年の西村淳志さんが選出された。
さらに、女性の参加者を奨励する女性参加者奨励制度の成績優秀者には、筑波大学附属高等学校2年の大野栞さんが選ばれている。
日本情報オリンピックは、高等学校2年に相当する学年以下の生徒・学生が集まり、数理情報科学の能力を競う。競技では課題に対して性能の良いアルゴリズムを設計し、それをプログラムとして適切に実装することが求められる。
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