ネクストオブジェクトは、子どもから高校生までの10代を主な対象としたプログラミング言語「KidsScript(キッズスクリプト)」のバージョン1.0を、1月20日に公開した。
「KidsScript」は2016年に最初のベータ版がWebで公開され、2017年のベータ2を経て、今回がバージョン1.0の正式リリースとなる。また、今回初めてiOS版がリリースされた。Web版、iOS版ともに無料で利用できる。
「KidsScript」はJavaScriptと互換のあるテキスト言語で、意識することなく低年齢層でもJavaScriptを扱うことができる。図形の描画やユーザイベントの処理、アニメーションやゲームづくり、通信処理など、本格的なプログラミングが独自のブロックエディタで楽しめる。
パソコンのブラウザからアクセスするWeb版と、iPhoneやiPadで動作するiOS版があり、iOS版ではiPhoneの画面上でパソコンと同じ内容のプログラミングができる。
また、100を超えるサンプルと30を超えるチュートリアルも付属。さまざまなかたちを表現したサンプルやゲーム、上級者向けの物理など、エデュテインメントとして多彩なサンプルが用意されている。
Bluetooth通信にも対応しており、2つの「KidsScript」アプリ同士が通信しながら動作するプログラムもつくることができる。
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