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小学生の6割・中高生の9割、何らかの資格や検定を受けた経験あり【栄光調査】

 栄光は、同社が運営する進学塾「栄光ゼミナール」が、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「小中高生の資格・検定に関する調査」の結果を1月20日に発表した。同調査は、12月8日~22日の期間に行われ、539名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがあるかを尋ねたところ、小学生の保護者では61.9%、中高生の保護者では91.6%が、受検したことが「ある」と回答した。

 自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがあると答えた人に、その目的を尋ねた質問(複数回答)では、小学生の保護者では「学習や習い事で身につけた知識やスキルの定着度合いを測るため」(66.4%)が最多となり、「学習のモチベーション向上のため」「学習の目標設定のため」がそれに続いている。中高生の保護者では、「入試に役立てるため」(59.6%)がもっとも多く、小学生の保護者と比較して「将来就きたい職業に役立てるため」「学校が受検を推奨していたため」といった回答も多かった。

 同じく、自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがあると答えた人に、オンライン受検の経験があるかを尋ねたところ、小学生の保護者の8.4%、中高生の保護者の24.1%が「ある」と答えている。

 同じく、自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがあると答えた人に、取得した資格・検定があるかを尋ねた質問では、「ある」という回答が9割超を占めた。

 同じく、自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがあると答えた人に、具体的な資格・検定の種類を尋ねた質問(複数回答)では、小学生の保護者では「日本漢字能力検定(漢検)」(60.2%)が最多で、「実用英語技能検定(英検)」(34.6%)がそれに続いている。中高生の保護者では「実用英語技能検定(英検)」(87.4%)がもっとも多かった。

 自身の子どもがこれまでに資格・検定試験を受検したことがないと答えた人に、その理由を尋ねたところ、小学生の保護者では「資格・検定の勉強よりも、学校での学習や受験勉強を優先しているから」、中高生保護者では「資格・検定受検に対する子どもの興味・関心があまりないから」という回答が多くを占めている。

 自身の子どもに、高校生までに取得してほしいと思う資格・検定を尋ねた質問(複数回答)では、小学生の保護者、中高生の保護者とも「実用英語技能検定(英検)」が最多となり、「TOEIC/TOEIC Bridge」がそれに続いた。

 その資格・検定を取得してほしいと思う理由としては、小学生の保護者では「学習や習い事で身につけた知識やスキルの定着度合いを測るため」「学習の目標設定のため」「学習のモチベーション向上のため」「将来就きたい職業に役立てるため」「子どもの得意分野や興味を広げるため」といった回答が上位を占めている。中高生の保護者では、「入試に役立てるため」が約半数となり、もっとも多かった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6961 2022/01/21 15:10

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