Lentranceは、同社が提供するICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」の出版社向けライセンス価格を改定し、売り上げに応じた利用料(レベニューシェア)のみで従来同様のサービスが利用できる新たな料金体系を、1月11日に発表した。
「Lentrance」は、公教育・私教育の双方で利用できるパブリッククラウド対応の学習用ICTプラットフォーム。デジタル教科書や教材、参考書といった学習用コンテンツの配信・利用に加え、BtoB、BtoCのストア機能も備えており、学校などの組織単位や個人単位でデジタルコンテンツを購入することができる。 教科書出版社を中心に、現在17の出版社がデジタル教科書・教材、参考書や児童書などを「Lentrance」プラットフォーム上で提供している。
今回のライセンス価格の改定により「Lentrance」を利用する出版社は、基本利用料などの固定料金やクラウド配信料(インフラ利用料)といった従量料金の負担なしに、レベニューシェアのみでコンテンツの配信が可能となる。レベニューシェア料率は、教科書・教材など学校向け用途の場合は15%、それ以外の場合は25%に設定されている(コンテンツの売上金額に対する料率で、販売の方法や有償オプションの利用などにより料率は変わる場合がある)。今回の改定に伴う提供サービスの変更はなく、これまでと同様に「クラウド配信方式」「校内・自治体配信方式」「アプリ方式」の3つの方式を利用できる。
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