イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ20~50代の保護者170名を対象に実施した、「2021年:子どもの年末年始に関する調査」の結果を1月13日に発表した。同調査は、12月3日~24日の期間に行われている。
調査対象者に、保護者間で2021年に話題になった子どもの習い事を尋ねたところ(複数回答)、「英語・英会話スクール」がもっとも多く、「プログラミング教室」が僅差でそれに続いた。
2022年は、子どもにどんな習い事をさせたいか(させる予定か)を尋ねた質問(複数回答)では、「英語・英会話スクール」「プログラミング教室」が他を大きく引き離して上位を占めている。
子どもに、その習い事をさせたい理由(複数回答)としては、「将来のためになると思ったから」が6割超を占めて最多となった。
将来、子どもになってもらいたい職業を尋ねたところ(複数回答)、「経営者」「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」「公務員」が上位を占めている。一方で、「子どもが望むもの」「親が決めることではない」といった回答も多くみられた。
2021年に特に関心が高かった教育関連ワードを尋ねた質問(複数回答)では、「オンライン学習」が圧倒的多数となり、「プログラミング教育」「1人1台端末配布」「デジタル教科書」がそれに続いている。
2021年に意識することが増えた教育・学習としては、「オンライン教育」がもっとも多く、「金融教育」がそれに続いた。
2022年に意識したい教育・学習でも、「オンライン教育」「金融教育」が上位となっている。
新型コロナ禍で、子どもの教育格差は広がったと思うかを尋ねたところ、「はい」という回答が9割に達した。
新型コロナ禍で、子どもの教育格差を埋めるために支援を強化した方がいいと思うことを尋ねた質問(複数回答)では、「IT環境の支援」が最多となり、「学習ツールの支援」がそれに続いている。
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