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高校生の2人に1人が便秘状態・便秘予備軍であることが明らかに【日本トイレ研究所調べ】

 日本トイレ研究所は、高校生の男女1000名を対象に実施した排便事情に関する調査、および現役東大生50名を対象に実施した受験期も含めた排便事情についての調査結果を12月17日に発表した。高校生に対する調査は11月17日~22日、現役東大生に対する調査は11月17日~12月1日の期間に行われている。

 高校生に、現在の排便回数を尋ねたところ、「1日1回以上」(55.5%)がもっとも多いものの、約半数(44.5%)は1日1回未満で、「3日に1回程度」(10.2%)、「4~5日に1回程度」(4.0%)など、排便が3日に1回以下の高校生が19.6%を占めた。

 排便状態を尋ねた質問(複数回答)では、「排便しても便が残っている感じがある」(22.4%)、「排便中に強くいきむ必要がある」(21.6%)、「うさぎのようなころころした便や硬い便が出る」(14.7%)となっている。2つ以上該当する人を「便秘状態」、1つ該当する人を「便秘予備軍」と定義すると、今回の調査では、20.2%が便秘状態、27.0%が便秘予備軍と考えられ、高校生の47.2%が便秘状態・便秘予備軍に該当する。

 男女別では、男性の便秘状態が9.7%に対し、女性は26.4%と多く、学年別では高校1年生の便秘状態が23.1%で2年生・3年生よりも多い。便秘実態別の現在の便秘認識では、便秘状態の人のうち「便秘だと思わない計」は26.2%、便秘予備軍(1つ該当)の人では38.1%で、実態と意識にギャップがみられた。

 新型コロナ禍で、便秘になることが「増えた」と答えた人は24.0%で、新型コロナ禍で運動する機会が減ったと回答した高校生(355名)では、便秘になることが「増えた」が32.9%に達している。

 最近、授業中や自身で勉強を行う際に集中できていないことがあるかを尋ねたところ、「よくある」が29.0%で、便秘状態と考えられる高校生では「よくある」が41.6%に達した。「たまにある」(45.0%)を合わせると、便秘状態の高校生の86.6%が勉強に十分集中できていないことがわかる。

 勉強に集中できないと答えた高校生(713名)に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「疲れている」(56.7%)、「勉強がつまらない」(42.8%)、「他にやりたいこと・考えたいことがある」(35.2%)が上位を占めた。便秘状態のある・なし別では、便秘状態の高校生はいずれのスコアも高く、「疲れている」は67.4%、「体の不調」は37.1%に達している。便秘でない高校生との比較では、「体の不調」は便秘でない高校生では15.8%だったのに対して、便秘状態の高校生は37.1%と21.3ポイントの差があった。

 集中していないときにどんな症状を感じるかについて、具体的に尋ねたところ(複数回答)、「眠気」(56.1%)、「イライラ」(38.8%)、「気分が優れない」(33.1%)、「頭痛」(28.3%)、「肩こり」(24.7%)、「肌荒れ」(24.3%)、「腰痛」(16.3%)といった回答が寄せられている。便秘状態の高校生は、平均と比較して「便秘」のスコアが高いだけでなく、いずれの症状もスコアが高い。

 「慢性的な便秘は、精神的な生活の質を低下させることが示されており、集中力をそぎ、日々の生活に心理的な悪影響を与える」とされていることを知っていたかを尋ねた質問では、「知らなかった」が71.8%を占めている。

 勉強の合間に食べているものを尋ねたところ(複数回答)、「チョコレート」「グミ」「ガムや飴」「高カカオチョコレート」が上位となった。便通改善によいと思う飲食料品を尋ねた質問(複数回答)では、「ヨーグルト」(60.2%)、「乳酸菌飲料」(50.4%)、「バナナ」(42.4%)、「水」(41.9%)が上位を占めている。勉強の合間に取り入れたい食品を尋ねたところ(複数回答)、「水」(79.9%)、「お茶」(70.3%)、「高カカオチョコレート」(64.8%)が上位となった。

 新型コロナ禍で変化したことを尋ねた質問(複数回答)では、「学校のイベントが中止」(61.8%)、「友だちと遊びに行くことが減った」(52.2%)、「日ごろの部活動が中止」(36.4%)が上位を占めている。

 現役東大生に、現在の排便回数を尋ねたところ、「1日1回以上」が56.0%、「2日に1回程度」が36.0%と、「2日に1回以上」が92.0%に達した。

 大学受験の頃の生活習慣を尋ねた質問(複数回答)では、「学習時間を確保」(96.0%)、「朝ごはんを食べる」(90.0%)、「栄養バランスの取れた食事」(80.0%)が上位を占めている。

 大学受験のときに、勉強に集中できないことがあったかを尋ねたところ、「集中できないことがあった」という回答は56.0%で、高校生よりも15.3ポイント低かった。大学受験の期間に集中を心がけていたかを尋ねた質問では、「集中を心がけていた」という回答が94.0%を占めている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6808 2021/12/20 15:00

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