Institution for a Global Society(IGS)は、経済産業省による2021年度「未来の教室」の実証事業として、民間企業から公教育へ持続可能な形で教育資金を援助する新たなESG型広告モデル「ONGAESHI」の実証実験を、12月~2022年1月の期間に実施する。また、実施にともなって、同実証における社会人枠の募集を開始している。
「ONGAESHI」は、実証に参加する社会人が広告を見ることで、企業の広告出稿費の一部が教材費として学校・生徒・社会人自身に配分される仕組みとなっており、生徒はEdTech教材を、社会人はリスキリング用の教材を手に入れられる。なお、実証期間中のリスキリング用教材は、データサイエンスや英語を学べるオンライン教材となっている。
同実証による広告は、教育情報サイト「MeLab」に配信されるので、情報収集を行いつつ広告を閲覧することによって、自身や他の生徒の次の学びにつなげられる。
同実証では、個人情報の開示と本人の意思でコントロールできる、同社の構築によるブロックチェーンシステムを利用しており、登録した個人情報を企業が勝手に扱うことはなく、自身が提供を許可したユーザー属性情報をもとに、適切な広告が配信される。
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