東京ガスは、0歳~小学校高学年の子どもを持つ全国の男女2000名を対象に実施した、「子育てにおけるデジタル活用と絵本の読み聞かせに関する調査」の結果を11月24日に発表した。同調査は、11月に行われている。
調査対象者に、子どものデジタルデバイスの利用状況について年齢別に尋ねたところ、3歳の子どもの51.0%が自身または親のデジタルデバイスを利用していることがわかった。
子どもがデジタルデバイスで利用している機能としては(複数回答)、「動画」(51.7%)がもっとも多い。
子どもにデジタルデバイスを使わせることで、何が期待できるかを尋ねた質問(複数回答)では、男女とも「デジタル機器を使いこなせるようになること」(男性:46.9%、女性:43.7%)が最多となった。男性では「情報収集能力が高まること」(33.5%)が、女性では「見守り・防犯ができる」「子どもと連絡が取れる」(どちらも約37%)がそれに続いている。
子どもにデジタルデバイスを使わせることへの不安としては(複数回答)、「熱中しすぎるあまり他のことがおろそかになってしまう」「視力が低下してしまう」「有害コンテンツに触れてしまう」といった回答が寄せられた。
絵本の読み聞かせの頻度を年齢別に尋ねたところ、1歳~4歳では読み聞かせ率が70%を超えており、もっとも読み聞かせをしているのは3歳で77.5%に達している。
絵本の読み聞かせをする中で、困っていることや大変だと感じていることを尋ねた質問(複数回答)では、68.1%の保護者が困っている、大変だと答えており、その内容としては「読むのが疲れる」がもっとも多く、「絵本の価格が高い」「感情をこめて絵本を読むのが大変」といった回答もみられる。
読み聞かせをする際に必要になる、絵本に関する不安や心配事を尋ねたところ(複数回答)では、「本の価格が高い」(39.2%)が最多で、以下「置き場所がない」(28.9%)、「本が傷んでしまう」(26.8%)が続いた。
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