ベネッセコーポレーションは、2022年度から高校で始まる新課程教科「情報I」に対応する学校向け学習支援教材シリーズ「Pスタディ」および「Pプラス ベーシックタイプ」の申し込み受け付けを、2022年3月1日に開始する。
「Pスタディ」は生徒が「情報I」で学ぶ4つの領域の内容について深く理解し活用できるようにするデジタル教材、「Pプラス ベーシックタイプ」は「情報I」学習成果の確認をするためのアセスメントテストとなっている。
「Pスタディ」では、「情報I」で学習する「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」をカバーしており、単元の特性に合わせてプログラミングなど実際に手を動かして試行錯誤することが可能な「体験型教材」、知識の習得や、複雑な仕組みを系統立てて理解するための「解説型教材」の、2種類の教材を用意する。
教科における重要なポイントをまとめた動画教材を用意し、動画ならではの「わかりやすさ」「納得感」を重視するとともに、環境設定を行うことなくブラウザだけで実施できるプログラミングやデータベースの学習教材も導入することで、プログラミング的思考や社会とのつながりを理解することを重視した。さらに、「Pプラス デジタル・情報活用力テスト」や大学入試を見据えた問題演習も可能なほか、学んだ内容を確認できる確認問題も用意しており、生徒の「できた!」という感覚を重視している。
生徒1人あたりの税込価格は990円。
「Pプラス」は、デジタル・情報活用力の定着度を測定するアセスメントテストで、新学習指導要領を踏まえた出題によって学習の取り組みの定着度を測定し、その結果から年間の学習の成果検証に活用できる。また、多様な出題形式を通して、探究活動や教科学習を支える問題解決に必要な情報活用力を育める。なお、申し込み期間中なら、完全CBT型テストの実施日を自由に設定・変更可能となっている。
「情報I」学習の総まとめや、結果振り返りによる指導改善、共通テスト前の土台づくりに対応した「ベーシック」に加えて、2022年4月11日には中学技術家庭科における「情報」学習の総まとめや、ICT機器整備の成果検証、高校入学時点での力の把握に対応した「コア」も提供される。さらに、小学校卒業レベルを測定する「ジュニア」も用意している。
「ベーシック」「コア」ともに、生徒1人あたりの税込価格は1320円。
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