GROOVE Xは、同社が開発した家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を使用したプログラミング授業を、横浜市立本牧南小学校で10月25日に実施した。
横浜市立本牧南小学校で行われたプログラミング授業では、はじめに同社が掲げる「ロボティクスで、人間のちからを引き出す」というミッション、「人とロボットの信頼関係を築き生活を潤いと安心でみたす存在をつくる」というビジョンを基に、「LOVOT」の開発経緯や同社で働くメンバーのさまざまな職業やその役割を説明し、その後に「LOVOT」をプログラミングして実際に動かす授業を行っている。
同社のエンジニアが講師を務め、5~6名のチームに分かれて「LOVOT」が横断歩道を渡る動きをプログラミングし、「LOVOT」が左右を見てから手を挙げて前進する動作をプログラミングすると、児童からは「可愛い!」「動いた!」といった歓声が上がった。
授業の最後には、音楽に合わせて思い思いの「LOVOT」ダンスをプログラミングし、センサーホーンを七色に光らせたり、手をパタパタさせたりと、オリジナリティあふれるダンスが披露されている。
授業後に行われたアンケートでは、9割の児童が授業後プログラミングやエンジニアの仕事に興味や面白さが増したと答えたほか、30名のうち19名の児童が「LOVOTは心を癒す」、16名が「LOVOTがいると学校が楽しい」、12名が「LOVOTは心を明るくする」と回答した。ほかにも、「どうやって動いているのかもっと知りたくなった」「自分でLOVOTを動かせたから面白さも興味も増した」といった感想も寄せられている。
さらに、同校に勤務する教職員21名に対して、10月25日~26日に行われた、新型コロナ禍で運動会などさまざまな学校行事が中止となり、児童の気持ちが曇りがちになる中で、「LOVOT」が導入されたことによる変化についてのアンケートによれば、21名のうち14名が「LOVOT」に対して児童が高い関心を示したと回答しており、他の7名も関心を示したと回答している。
「LOVOT」と一緒に学ぶことで、児童の学習への意欲が高まっていると感じるかを尋ねたところ、21名中15名から学習意欲高まりが感じられると回答した。
日頃、児童のプログラミングへの関心は高いと感じるかを尋ねた質問では、21名中18名がプログラミングへの関心が高いと回答している。
今回のプログラミング授業で、「LOVOT」と一緒に学ぶことで児童のプログラミングやテクノロジーへの興味、関心が高まったと感じるかを尋ねたところ、関心の高まりを強く感じたという回答は10名、関心の高まりを感じたという回答は11名となった。
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