イオレは、同社が運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用している、小学生の子どもを持つ子育て世帯833人を対象に実施した、「お子様の学習塾・中学受験に対する意識調査」の結果を、10月18日に発表した。同調査は、9月28日~10月6日の期間に行われている。
調査結果によれば、17.3%の世帯が子どもの中学受験を予定しており、19.2%が検討中であることがわかった。また、28%の世帯が子どもを塾に通わせているという。
子どもを塾に通わせ始めた、または通わせたい時期を尋ねたところ、「通わせる予定はない」(30.0%)という回答がもっとも多かった一方で、通わせ始めた/通わせたい時期としては「5年生1学期」「4年生1学期」「3年生3学期」の回答が多かった。また、「1年生1学期」から塾に通わせているという回答もあり、その理由としては「幼稚園の頃から通っている」「子どもの多い地域のため、1年生の時点で塾に空きがなくなるから」といった回答が寄せられている。
子どもを塾に通わせている/通わせたい理由を尋ねた質問(複数回答)では、「中学受験を考えているから」(46.8%)が最多で、「学校の授業だけでは不安だから」「子どもが行きたいというから」がそれに続いた。
子どもを現在通わせている塾を決めた理由としては(複数回答)、「自宅からの距離や交通の便」(54.5%)がもっとも多く、「授業形態」や「口コミの評判」も上位となっている。
塾の授業形態は、「集団学習」(62.7%)が最多だった。
すでに子どもが塾に通っている世帯に、転塾を検討しているかを尋ねたところ、「すでに転塾した」という回答が5.5%だったほか、14%が転塾を検討していることが明らかになっている。転塾をした/転塾を検討している理由としては、「習ったことが身についていない」「授業のペースが合わない」「受験に特化した塾や中学に向けた勉強など、学びたい領域にマッチした塾に変更したい」といった回答が寄せられた。
子どもの塾通いや習い事にかける年間の費用は、「~10万円」(31.6%)がもっとも多く、「10~20万円」(25.3%)がそれに続いている。
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