イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ20~50代の保護者199名を対象に実施した、「2021年:休校並びに学校の対策に関する意識調査」の結果を、10月6日に発表した。同調査は、9月3日~28日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が心配される中で、休校を希望するかを尋ねたところ、「いいえ」という回答が66%に達した。また、今後の休校措置への不安があるかを尋ねた質問では、「はい」という回答が73%に達している。
休校となる場合、家庭でどんな工夫をするべきだと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「学習環境の整備」がもっとも多く、「コミュニケーションの活性化」がそれに続いた。休校となる場合は、学校でどんな対策を求めるかを尋ねた質問(複数回答)では、「オンライン学習コンテンツの増加」「Wi-Fiなどのオンライン学習環境の整備」が上位を占めている。
休校が実施された際に、宿題などを増やしたほうがいいと思うかを尋ねたところ、「はい」という回答は40%だった。宿題は、オンラインと紙のどちらの方がよいと思うかを尋ねた質問では、70%が「オンラインと紙の併用」を希望している。
使ってほしいオンライン学習ツールとしては(複数回答)、「学習アプリ」と「オンラインでの個別指導」が上位となったほか、「教育系YouTube」を挙げる回答も多い。
オンライン学習に求めることとしては(複数回答)、「楽しく学べる」「自主的に取り組める」が上位を占めている。
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