カタリバは、同団体が取り組む、生徒主体で校則を見直す「みんなのルールメイキングプロジェクト」においてnoteと連携し、校則見直しに取り組む全国12校の生徒の情報発信をサポートすることを、9月27日に発表した。
カタリバは、経済産業省「未来の教室」実証事業として、2019年から生徒主体で校則やルールを見直す「みんなのルールメイキングプロジェクト」に取り組み、プロジェクトに賛同する学校とともに、生徒の校則見直しのサポートを行ってきた。当時は2校から始まった本取り組みも、本年度は新たに全国十数校の学校から手が挙がるなど、全国的な広がりを見せている。
「みんなのルールメイキングプロジェクト」では、「ブラック校則」と言って校則を非難したり、生徒VS学校という対立構造に当てはめたりするのではなく、既存の校則やルールに対して生徒が主体となり、先生・保護者など関係者との対話を重ね、納得解をつくることを通して、課題発見・合意形成・意思決定をする力を高めていくことを目指している。
今回のカタリバとnoteの協働により、以下3つの取り組みが実現する。
校則見直しに取り組む全国の中高12校がnote proアカウント開設
全国の校則見直しに取り組む12校が、note proアカウントを開設し、情報発信をスタートする。各学校がnoteで発信する記事は、カタリバが運営する「みんなのルールメイキングプロジェクト」公式noteでまとめて紹介される。
開設学校一覧(9月16日時点、順不同)
- 山形県立遊佐高等学校(山形県)
- 栃木県立足利清風高等学校(栃木県)
- 筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県)
- ドルトン東京学園中等部・高等部(東京都)
- 駒場学園高等学校(東京都)
- 自由学園中等科・高等科(東京都)
- 新渡戸文化中学校・高等学校(東京都)
- 大垣市立東中学校(岐阜県)
- 四條畷学園中学校(大阪府)
- 泉大津市立小津中学校(大阪府)
- 大阪夕陽丘学園高等学校(大阪府)
- 安田女子中学高等学校(広島県)
10月20日、生徒向けにnoteディレクターによるオンライン授業を実施
生徒の表現力・発信力を磨くことで、より多くの方へ取り組みが届くことを目的として、10月20日に上記12校の生徒へ、noteのディレクターによるオンライン授業が実施される。参加校教員に向けては、別途説明会の開催や個別相談でサポートが行われる。
ワクワクする学校の未来をつくるお題企画「#みらいの校則」を開催
校則の見直しに関するアイデアが学校の外からも生まれる可能性を踏まえ、ワクワクする学校の未来をつくる校則のアイデアをnoteで募集するお題企画「#みらいの校則」をスタートする。いくつかのアイデアはnoteの教育アカウントやNPOカタリバの公式note、公式SNSなどで紹介される予定。
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