すららネットは、Web会議システムを用いたオンラインセミナー「不登校生徒の出席扱い」「HSCや不安が強い子の関わり方講座」を、9月16日に開催した。
同セミナーの第1部では、子どもの発達支援室長の佐々木氏から、不登校生徒の出席扱いについて紹介され、文部科学省が公表している「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導揚力上の出欠の取扱いについて」通達の説明や、出席扱いを認められた児童生徒数の推移、出席扱いになる7つの要点、具体的なアクションや流れについて説明するとともに、事前に寄せられた質問への回答を行っている。
第2部では、臨床心理士の道地氏から、HSCや不安が強い子との関わり方について事例を交え紹介した。HSCならびに不安症のチェックリストについて、HSCであることをきっかけとして不安症の症状が出た子どもの事例、HSCや不安症に対する保護者や子ども本人の正しい認識・理解の重要性、認知行動療法の知見に基づく思春期の子どもとのかかわり方について解説するとともに、事前に寄せられた質問への回答を行っている。
参加した保護者からは、「学校側に説明に行く予定だったので伝え方がわかり助かりました。パンフレット持って行こうと思います」「中学生ということで、成績評価が気になってきていたので細かく教えていただきよかったです」「娘はADHDの診断が出ており、現在ASDの疑いも考慮して再検査予定しています。が、HSCの特性が大変強いと気づけました」といった意見が寄せられた。
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