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「親と子どものジェンダー並びにキャリアのギャップ」に関する調査結果が発表【マテル・インターナショナル調べ】

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2021/09/21 16:45

 マテル・インターナショナルは、9月末のSDGs週間に関連して、小学1年生~4年生とその保護者を対象に実施した、「親と子どものジェンダー並びにキャリアのギャップ」に関する調査結果を、9月17日に発表した。同調査は、小学1年生~4年生とその保護者の計800名に対して、8月に行われている。

 調査対象者のうち、保護者にそれぞれの職業についてどのようなイメージがあるかを尋ねたところ、消防士に対して男の子のイメージがあるという回答は90.0%、女の子のイメージがあるという回答は1.5%となるなど、職業におけるジェンダーイメージが強いことが明らかになった。子どもに対して行った調査でも、消防士に対して男の子のイメージがあるという回答は81.8%、女の子のイメージがあるという回答は1.3%と、保護者と同様の結果となっている。また、消防士やゲームプログラマーについては、どちらのイメージでもないという回答が、保護者よりも子どもの方が8ポイント以上、上回った。

 保護者が、各職業のイメージについて男の子と女の子どちらのイメージでもないと回答している場合は、その子どもも「どちらでもない」と回答している割合が高くなっている。

 保護者に対して、それぞれの教科についてどのようなイメージがあるかを尋ねた質問では、「算数」では51.5%が男の子のイメージ、「家庭科」では75.8%が女の子のイメージを持っていることがわかった。子どもに対する同様の質問でも、「算数」「体育」について36.0%が男の子のイメージと回答しており、他の教科と比較して男の子のイメージが強い。さらに、「音楽」「家庭科」を除く教科では、50%以上がどちらのイメージでもないと答えている。

 将来なりたい職業は、総合では「YouTuber」(23.7%)が1位、「会社員・事務員」(21.1%)が2位、「料理人・シェフ」(20.5%)が3位となった。男女別では、男の子の人気は「YouTuber」(41.0%)や「会社員・事務員」(33.5%)、女の子の人気は「パティシエ」(48.5%)や「花屋」(42.0%)となっている。

 子どもに対して、どの夢を選んだとしてもなれると思うかを尋ねたところ、「なれないと思う」(3%)と「なりたくてもなれるかはわからない」(63%)を合わせた回答が6割超に達し、半数超の子どもが自身の夢みる職業につくことに自信を持てていないことがうかがえる。

 自身の夢みる職業に「なれないと思う」「なりたくてもなれるかはわからない」と答えた子どもに、そう思う理由を尋ねた質問では、「難しいと思うから」(43.9%)、「なり方がわからないから」(34.5%)といった回答が上位を占めた。さらに、自分の夢を人に言うのが恥ずかしいと思うことがあるかを尋ねたところ、約70%が「いいえ」と答えている。

 もっといろいろな職業を知りたいと思うかを尋ねた質問では、80%以上がもっと知りたいと回答しており、すべての職業を直接見る機会を持つことは難しくとも、間接的にでもたくさんの職業を知るような機会が増えることが求められていることが明らかになった。

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